あげあげエビフライ。

あくまで一個人の意見です。

YOASOBIに会って。

YOASOBIのライブに行ってきました。

 

YOASOBIにハマったのは実は「夜に駆ける」ではなく、「怪物」でした。

 

「怪物」を知ったことをきっかけに、BEASTARSを観て、ハマってしまいました。それに、「群青」の元でもあるにブルーピリオドにもハマりました。

 

YOASOBIは、私をいろんな素敵な作品に運んでくれています。

 

そんな、私が尊敬するYOASOBIのライブに今回行って、

YOASOBIって本当にいるんだ! 

と、なんともありふれた感想を持ちました。いつも、画面越しで楽しんでいた音楽が目の前にあって心が熱くなったし、沢山のエネルギーをもらいました。

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武道館での、ライブだったのですが、当日はYOASOBIのグッズを買った人たちで溢れ、とても幸せな空間でした。

 

ライブって、音楽がなっている時もそうですけど、音楽がなるまえの雰囲気もとてもいいですよね。

自分が大好きなものを同じぐらい大好きな人たちが集まっている空間というのは、とても心地よいものです。

 

Ayaseさんが「音楽を始めたばかりの時の自分に武道館でライブできてるよと教えたい」と言っているのを聞いて胸が熱くなりました。

夢を叶えるって相当の覚悟と根性が必要で、そこに少しの運が入らないと上手に行かないんだろうなとも思います。

私はというと、夜に駆けるが流行った時、斜に構えてあまり聞いていなかったのですが、原作を読んで「この人はすごいものを作るんだ」とあっという間に思い好きになりました。

 

本格的にハマったのは、怪物からなのですが、私が一番好きな曲は

優しい彗星

なんですよね。

 

物語のほんの一部を深く掘り下げて、書かれていない間を書いてあって、とても素敵な曲です。

優しい彗星というタイトルもどこか儚くて、とても残酷な作品の世界を上手に表してると思います。本当に好きな曲です。

 

YOASOBIに出会って思うとは、とても大好きだという気持ちと、音楽をしてくれてありがとうという気持ちだけです。

 

最高の2時間でした!

 

ラララクラクロス。

久々にブログを更新したな。宮本です。

 

 さて、ついに私の同級生がこの間、最後の試合を迎えました。

なんの最後の試合かって?

ラクロスですよ。

 

 意外なことに、私のブログでラクロスについて触れてることってないですよね。(多分)勝手に、書いたことあるって思ってたけど、書いたことなかったわ。ということで、私の大学生の中の一つの大きなことであるラクロスについて書きたいと思います。

 

 私が、ラクロス部に入るのを選んだのは割と早めのほうでした。運動部ならば間違いなく気が合う人がいそうだし、ラクロスみんな初心者だし、私左利きだから試合出やすそうっていうなんとも薄い理由で入りました。今考えても安直ですよね。

 まぁ、入ってみるとメンバーは素敵だし先輩も優しいしで直感に従って良かったと思います。間違いなく、ラクロス部にいた10ヶ月間ぐらいはとても楽しい日々でした。

 

 そんな1年にも満たない日々を共に過ごした同級生は私がウカウカしてる間にチームの最前線にたって練習や試合をしていたわけです。私がインスタを辞めたことも相まって決勝に行ったことすら知りませんでした。申し訳ない。

 本当に、たまたま大学で会って話をしていなかったら知りませんでした。危ない危ない。

 

 決勝に行ったのを教えてもらった時、一年生のときの4年生が引退の際に「4年間続けたら....」というのをたくさん言ってたのを思い出します。

 長く続けるというのは簡単なようで難しいことです。実際に私も続けてないですしね。でも、この間会った時に「あー、確かに4年続けてたらなんかあるんだろうな〜」って思いました。なんか「あれ?みんなこんなかっこよかったっけ?もっと馬鹿じゃなかった?」ってすごく失礼だけど思いました。まぁ、馬鹿なのは私だけだったってことなのでしょう。

 

 中学とか高校の時はもちろん部活をしていたので、物事を続けることって意外と簡単なことだと思ってたんですよね。実際続けられたわけだし。

 でも、大学になって誘惑やしたいことが多い中なかなか一つのことを貫くのって難しいことに気づきました。同じ学年の他の人も部活をしていた中高とは違い、大学ではサークルに入る人が多いですしね。だから、続けてるみんなを見るとすごいと思ってしまいます。

 きっと、そんなことを言っても「そんなことないよ」ってなりそうだけど、こっちからすると本当にすごいんだよ〜ってなります。

 

 沢山の選択肢が出来るのは大人になるにともなう特権だと思う一方で選択肢が多い故に選択はこれからより一層慎重にしないといけないなと思います。物事を長く続けるためにも...。

 

とはいっても、まだ私も若いのでノリとテンションで決める時もあってもいいよね。

 

 

 

ラクロス部のみなさん、約4年間お疲れ様でした。

『嫌われる勇気』

この本と逆に生きてきました。宮本です。

 

最近、自己啓発本と言われるものに手を出しているのですが、この本はとても面白かったです。今までの人生で誤った認識をしていたと感じましたね。

 

以前から読んでみたいと思っていたこの本なんですが、図書館でたまたま見かけて手に取りました。

 

嫌われる勇気

嫌われる勇気

 

青年と哲人の語り口調でアドラー心理学について書かれている本なのでとても読みやすいと思います。

 

では、私がしていた勘違いは沢山あるのですがその中の一つについてお話ししますね。

 

それは、自分の現状は過去やその時のトラウマが関係していることと、承認欲求が欲しいと思っていたことです。

私は幼い頃に親から「将来は公務員になりなさい」と言ったようなニュアンスのことを言われました。私は教員を目指しているのですが、特に理由というものが無いのです。親から言われた「公務員」の中でするなら先生かなー?って感じで選びました。私は、親に言われたから公務員を目指していると思っていました。極端な表現にすると、親のせいで教員になろうとしている。といったところでしょうか。

でも、違ったんですよね。

私が教員を選んだのは親が原因では無いんです。私が本来考えるべき、将来について考えるという人生のタスクを放棄したことが原因

なんです。18で進路を決めなくてはいけない私は、親を生贄に自分の将来は決められたと思い込むことで人生のタスクから逃げていたのです。

それに、プラスで親から認めてもらいたいという「承認欲求」があったのだと思います。親の言うとうりにすれば認められるとどこかで思っていたのでしょう。というか、思ってました。親の望む通りになれば、きっと認めてもらえるから嬉しいなって。

 

この承認欲求というのが厄介で私たちはどこが求めてしまいます。やはり誰だって必要とされたいですし、誰かにとっての唯一の存在になりたいものです。

でも、このアドラー心理学はその承認欲求を完全否定していました。

理由とかも、本を読んでいくとなるほどって思いました。まぁ、実践するのはなかなか難しいですよね。でも、変わっていけたらと思います。

 

承認欲求かぁ。抜け出せないなー。

 

『イマジン?』

有川ひろさんの作品が好きな宮本です。

 

私が好きでやまない、有川ひろさんの新作である「イマジン?」が大学の図書館にあり速攻で借りました。

 

以前も同じ作者の方の「キャロリング」という作品について感想を書いています。

『キャロリング』 - あげあげエビフライ。

この記事ですね。

 

この記事を出したのにも関わらず、私は2冊目も感想を書いています。

 

この本です!

イマジン?

イマジン?

  • 作者:有川 ひろ
  • 発売日: 2020/01/22
  • メディア: 単行本
 

 

私的興奮ポイントは、他の作品に少し触れるような内容なことです。

 

小説を好きになったきっかけともなった有川ひろさんの作品はほとんど読んでいます。そして、結構な数が映像化されています。例えば、「空飛ぶ広報室」や「図書館戦争」「レインツリーの国」「植物図鑑」「三匹のおっさん」などがあります。沢山映像化されているのは人気の証ですね。

 

そして、私が好きなのは話の中に作者の別の本の要素が入っていることです。例えば、図書館戦争ですと「レインツリーの国」が作中に出てきます。これはどちらも有川ひろさんの作品です。

こういうのを見た時になんとも言えない高揚感があるんですよね!

これ絶対このことじゃん!

小説の中だけに止まらず、小説を超えて世界がつながっていてワクワクしてしまいます。

 

そして、今回読んだ「イマジン?」なんですけれど、この要素がありまくりなんですよね。舞台は映像制作会社。

もう分かりますよね。

有川ひろさんの作品は沢山映像化されていて、今回の作品は映像作品会社が舞台。これまでの作品と今回の作品の世界がつながる感じが何回も来るんです!最高!

 

もちろん、物語もこれから社会人になる私に染み込むような内容で最高でした。

主人公は映像制作に関わる仕事をしたいと思って就職できたのですが、内定が出た会社が短くいうと消えます。そして、会社が消えたせいでそこで採用された主人公は他の会社からもお払い箱。夢破れて夜の街で働いていました。そんな仲、知人から声をかけられ、映像制作会社のバイトとして少しの期間雇ってもらうところから物語は始まります。

 

特にグッと来たのが、ドッグイヤーのくだりですね。ドッグイヤーっていうのは、しおり代わりに本の端を三角に折って目印にすることです。

ここでは詳細には語りません。でもここの部分を読んで、私は夢中になる程に夢を追うような経験がないので羨ましく感じました。

私の人生にドッグイヤーはあるのかなと思いましたね。

 

 

人生に折り目をつけてまで刻みたい経験を沢山してみたいです。

 

 

 

私はイエローで、グレー。

皆さんこんにちは、最近すごいスピードで本を読みあさっている宮本です。

 

以前から気になっていて、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読みました。

 

 

これですね。有名なので本屋さんで平積みされてるのを見かけたことがあると思います。

 

全体を通して、すごく考えさせられる話でした。こういう、実話を基にした話のいいところって自分も擬似的ではあるものの体験することができる部分ですよね。

 

色々な人の背景を垣間見るような内容の本なのですが、とても胸が詰まりそうな内容もありました。でも、スラスラと読めたのは作者の方の書き方のおかげなのかなと思います。

 

この本では沢山の人について書いてあって多様性について考えることができる本です。

この多様性という言葉について考える機会が多くなっていて、多様性って言ってる時点で多様性ってあるのかなって思ってしまうんですよね。

なんか、多様なのが基本となっていない感じの表現だと思いませんか?

 

話がそれそうなので早めに戻しますね。

 

 

この本の中でも、私がグサッと来たのが仲間意識の部分です。

息子が通う学校の生徒会長は中国の子で、息子に「困ったことがあったらいつでも言うように」って言われてました。息子はそれを純粋に嬉しいと思っていたのですが、ある出来事をきっかけに同じアジアの血があるという仲間意識の元での言動だったのかなと息子は思い始めます。それが悪いことだとは思ってないけど、息子は複雑な気持ちで受け止めるという話です。

私も留学してる際もずっと思っていたのですが、やはりアジア人の方が親しみやすさを感じていました。見た目とかの問題もあるのだろうけれど、互いの国について知っていることが多い分やはり話しやすいというのはどこかで感じていました。

仲間意識を持つことは特段に悪い事では無いと思います。帰属意識というのが大切な時もあります。でも、それを持っていることに自覚がないのが一番危ないなと思いました。

仲間意識というのは簡単に敵対するものを見つけやすい環境にあるということなのかなと本を読みながら思いました。「自分らか、それ以外か」というのでついつい分けてしまっている時があるなと思ったりします。

私もついつい見た目で自分ら以外の人と判別してしまった経験があります。本当に申し訳なくて、なにも言えなかった。

 

この帰属意識が活躍するのはアイデンティティを考える時なのかなと思いました。自分は周りにいる人の平均という考えがあるように、友人から自分を測ることは割と出来ることなのかなと思います。

 

私は紛うことなきアジアの血をこれでもかというくらい引き継いでいるイエローと言われる人種です。この見た目もアイデンティティを形成するのを手伝っているのかと思います。

 

作者の息子のように色を付け足すならグレーですね。今の私は。

白か黒かはっきりしない。よく言えばどちらにもなれる。悪く言えばどっちつかずな部分が多いです。あやふやなグレーを保ったまま生きています。自分の意見や意思を持ちたいけど、それがブレブレで不安定です。

 

安定する日なんて来るのかしら...。

 

この色が、作者の息子のように変化するのを期待しながら未来を行きたいと思います。

キンキーブーツと私。

ミュージカル俳優になってみたいです、宮本です。

 

今回はタイトルの通りキンキーブーツという舞台と私についてお話しします。

 

それは、私がこのブログを始める前の話です。その頃の私はミュージカルというのに惹かれ始めていました。そして、この出来事は2019年を迎えたばかりの冬に起きました。

 

私はイギリスにいました。イギリスには公演ごとに劇場があってほぼ毎日公演をしています。私はディズニーのアラジンを観ました。それはとても面白かったのですが、この公演以外に私が狙っていた公演がありました。

それがキンキーブーツなのです。

当時の私はYouTubeゲネプロをこれでもかというほど観ていました。その時に、三浦春馬小池徹平が主演のキンキーブーツを見つけました。

劇中の曲と三浦春馬のローラの姿に心を奪われて、この公演を観たいと思いました。

残念なことに、日本では期間限定の公演...。観たくても観れません。そこで私はロンドンで見ることを決意したのです。

なにせキンキーブーツの舞台はロンドン。それならロンドンで見るのもありなんじゃないかと思い公演のチケットをとりました。

 

本番、どんな舞台なんだろうとワクワクしながら観ました。

物語事態はドラッグクイーンのローラと潰れかけの靴屋の少年が出会いブーツを作ることで靴屋が潰れないようにしようっていうのがざっとした要約です。

 

こんな、簡単な言葉で済ませていいのか迷いましたが、これ以上の言葉が浮かびません。

最高でした。

こんなに元気を貰って勇気づけられた舞台が初めてで最後に歌うraise you upは観ながら涙が出てきそうでした。というか、泣いてた気がする。

Raise You Up / Just Be

Raise You Up / Just Be

この歌の中の"Just be who you wanna be"という部分にすごく励まさせました。なんか、いつでもこのこと思い出したら元気になるだろうなって思います。

 

舞台を見終わった後に満足感というのはどの舞台にもあると思います。でも、この舞台は観終わった後に満足感だけでなく、なぜかワクワクしてなんでも出来るような気がして、笑っちゃうほど明るくなってました。

 

こんなに心を動かされるのかと思いました。そして、この舞台がとても特別なものになりました。

日本では再演まで行われていたので、再再演があれば!って思っていたのですが、残念なことに私が興味を持つきっかけとなった三浦春馬さんのローラは観れません。

 

「DVD化して欲しい」という動きが起きていたので私も署名しておきました。

 

記事として書く機会がなかったので、このことについては書いていなかったのですが、DVD化の動きを見て記事を書くぞって思いました。

 

YouTubeには、まだキンキーブーツのゲネプロはあると思うので興味のある人はぜひ観て下さい。

竹取物語ってこんな話なん?

最近で一番ハマった漫画は「かぐや様は告らせたい」の宮本です。

 

このかぐや様の登場人物のモチーフになっているのが竹取物語なんですよね。図書館で現代訳された竹取物語を見つけたので読んでみることにしました。

 

この本です。

 

 

 

「いまは昔、竹取の翁というものありけり...」で始まる話です。多分、義務教育の時に導入のみした記憶があります。

 

さぁ、読んでみました。

 

意外と面白い。

 

昔の話なんて、クソつまらんやろ。ぐらいにしか思っていなかったので反省しましたね。

かぐや姫は竹から生まれて、月に帰ったんだよねーっていうぐらいの浅い知識だったのですが、面白いのはその間だったって感じですね。それと、かぐや姫が想像以上に気が強いと思いましたね。

 

内容はこんな感じです。

かぐや姫の美貌に魅了され5人の男に求婚されるのですが、無理難題を押し付けるのです。そして、まぁ見つからない見つかった、本物偽物に関わらずその5人の人は酷い目に合います。

この5人が失恋した時のオチとして出てくる韻を踏んだような語源的な話が出てくるのも面白いんですよね。

一つの例をギュッとまとめて伝えますね。

子安貝というのを持ってくるように頼まれた一人の男がいたのですが、頑張って手に入れたと思ったものは違うもの。せっかく貝を取るように頑張ったのに思い通りに貝が取れなかった。「貝がない」が「甲斐がない」と言うようになりました。とか、センスありありやん。って思いました。

 

そして、かぐや姫のキャラが意外と強めなんですよね。かぐや姫は5人に対して一貫して「はぁ、アホやな」とか「まぁ、ごめんなさいね。うふふ」みたいなリアクションをしてる印象でした。とにかく「美人は性格悪い」の走りなんじゃないかと思うくらいでしたね。

 

そんな、かぐや姫も月に帰ります。私はただただ帰っただけかと思っていたのですが、ここで現れるのがダークホースの帝です。帝とは月に帰る前に出会います。

今まで、性格悪いの感じのかぐや姫が急にしおらしくなります。結局、帝の求婚は断るのですが、月に帰る時に残した歌の中で「あなたへの想いが胸に充ちてきています」と歌うんですよ。

両思いやん!

ってなるんですけど、まぁ月に帰っちゃうんですよ。その時に手紙と一緒に不死の薬も置くのですが、それを帝は「あなたに二度と会えないのに、不死の薬なんて役に立たない」と歌って薬を焼いてしまうのです。

 

今までは、おじいさんとおばあさんに大切な育てられたかぐや姫は月に帰って悲しい!ってお話だと思っていたのに、まさかその間にこんな恋愛話があるとは思ってなかったです。

 

意外な発見ですね。

 

この訳をされてるのが、 森見登美彦さんでどっかで見たことある人だな。絶対、なんかの本読んだことあるって思ったら「夜は短し歩けよ乙女」の作者でした。この話も50ページほどです読み終わるので意外とサラッと読めてしまいます。

 

あと、昔の歌ってなんか魅力あるんか?と思っていた私ですが、歌もいいなぁと感じれました。

 

他の作品も時間があれば読みたいと思います。

 

気になった人も、ぜひ読んでみてくださいね。