『嫌われる勇気』
この本と逆に生きてきました。宮本です。
最近、自己啓発本と言われるものに手を出しているのですが、この本はとても面白かったです。今までの人生で誤った認識をしていたと感じましたね。
以前から読んでみたいと思っていたこの本なんですが、図書館でたまたま見かけて手に取りました。
青年と哲人の語り口調でアドラー心理学について書かれている本なのでとても読みやすいと思います。
では、私がしていた勘違いは沢山あるのですがその中の一つについてお話ししますね。
それは、自分の現状は過去やその時のトラウマが関係していることと、承認欲求が欲しいと思っていたことです。
私は幼い頃に親から「将来は公務員になりなさい」と言ったようなニュアンスのことを言われました。私は教員を目指しているのですが、特に理由というものが無いのです。親から言われた「公務員」の中でするなら先生かなー?って感じで選びました。私は、親に言われたから公務員を目指していると思っていました。極端な表現にすると、親のせいで教員になろうとしている。といったところでしょうか。
でも、違ったんですよね。
私が教員を選んだのは親が原因では無いんです。私が本来考えるべき、将来について考えるという人生のタスクを放棄したことが原因
なんです。18で進路を決めなくてはいけない私は、親を生贄に自分の将来は決められたと思い込むことで人生のタスクから逃げていたのです。
それに、プラスで親から認めてもらいたいという「承認欲求」があったのだと思います。親の言うとうりにすれば認められるとどこかで思っていたのでしょう。というか、思ってました。親の望む通りになれば、きっと認めてもらえるから嬉しいなって。
この承認欲求というのが厄介で私たちはどこが求めてしまいます。やはり誰だって必要とされたいですし、誰かにとっての唯一の存在になりたいものです。
でも、このアドラー心理学はその承認欲求を完全否定していました。
理由とかも、本を読んでいくとなるほどって思いました。まぁ、実践するのはなかなか難しいですよね。でも、変わっていけたらと思います。
承認欲求かぁ。抜け出せないなー。