児童文学の魅力。
児童文学を読んでみたーい!
というわけで、地元の市立図書館に行って児童文学を借りてきました。
20にもなって、児童文学かよ。
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。でもさ、大人だからこそ子供の頃のワクワク感取り戻したくない?ってわけですよ!
中高では小説を読んでいたのですが、小学校の頃は全く読んでませんでした。本当に、ゾロリとかミッケばっか読んでた。小説は小学生の私には死ぬほど長いものに感じたんですよね。黒魔女さんとかみんなの中で流行ってるのを「ふ〜ん」って感じで体育館に行ってた。つまりは、児童文学を読んでなかったのでそれを取り戻すためですね。
それに加えて、大学生になってから本を絶食してるのかってくらい本を読んでいないんです。だから、新しい物語に出会いたいなということで読みやすそうな児童文学に手をつけようと思ったわけです。
借りたのは以前から気になっていた「都会のトム&ソーヤ」という本です。みなさんも、学校の図書館に行ったことがあるのなら一回は見かけたことがあるはずです。それも、かの有名なはやみねかおる先生の作品ですからね。小学校時代に全くと言っていいほど本を読んでなかった私でも知ってるレベルです。
この本を選んだ理由は小学校の時に読もうと思って諦めたからですね。あの時に開くことができなかったものを今開いてみたくなったんです。
それと、圧倒的に面白いよって表紙が言ってた。このシリーズの表紙もだいぶ魅力的ですよね。明らかにタイプが違う少年の二人組が描かれていて「何も起きないわけがない!」という感じで、ついつい手に取りたくなります。
この主人公の二人が最高なんですよね。頭脳明晰でイケメン、さらにでかい会社の後継者である竜王創也。凡人と見せかけて、サバイバル力が桁違いの内藤内人。このタイプの違う天才の掛け合いや関係性がいいんですよ。内人は世間一般から見ても分かる創也を天才だと思う思っており、自分は凡人だと思い込んでいる。これって中学生のときとかあるあるですよね。目に見えやすい、発揮しやすい能力というのは、とても魅力的に思えます。一方で創也は、内人のことを凡人なんて思っておらず、内人さえいればどんな状況でも大丈夫だと思ってる感じです。
物語をざっというと、創也が最高のゲームを作ろうとするのに巻き込ませる内人という感じです。
この「都会のトム&ソーヤ」シリーズ16個もあるんですね。知らなかった。しかも、最新のは今年の2月中旬に発売されてます。つまり、これ全シリーズ読み終わったら最新作を追えるじゃん。小説を追うってやったことがないからこれを機にやってみたいとも思いました。
とはいうものの、児童文学って実はちょっと読みにくいんですよねー。なぜかというと、ひらがなが圧倒的に多いんです。小学生向けの小説ですから、まぁ仕方ないんですけどね。それも含めて、魅力なのかもしれないです。
私が大人になりすぎてしまったのかもしれない。