柔軟ナ脳ヲ求ム。
私は今実習に行っているのですが、先日そのことについてグループディスカッション的なのががありました。
教授も含めたみんなで、学校でのことや授業で変えた方がより良くなる点などをあげていました。
こっちに来て本当に感じていることなんですが、
みんな自分の意見を出し合うのに慣れすぎている
ということです。
私のような日本人はどちらかというと大学でも講義中に手を挙げて質問することもしません、唯々座って90分過ごすだけです。
でも、こっちの人は意見を言うのにとてつもなく慣れているんですね。とても分かりやすく、ハッキリと自分の意見を言うのです。
とっても羨ましいです。
私もグループのディスカッションでは出来るだけ発言しようと頑張っています。なかなか難しいです。
昨日のディスカッションで私が挙げた題材は、とても個人的なことでした。
その内容は
「私が持っているグループの子たちには、スウェーデン語で英語を教えてもらう機会がないので不平等ではないのかと思う」
です。
「私が持ってるグループ」というのは、今の実習先で私が担当してる児童のグループのことです。
これは、以前から思っていました。日に日にこの想いは大きくなるのです。
私がいることで英語を話すことが強制的になることや英語の実践という意味ではとても価値のあるものだと思います。
しかし、相手は6年生です。ある程度は話せても質問するのはとても難しいことだと思います。とても細かいところの確認は私とでは難しいと感じることが多々あります。
私自身の英語力も上手に説明できるまでには、まだほど遠いです。日本語だと、どんなに楽かと日々感じています。
これをいうと他の子から
「でも、それはあなたにとっても不公平よね。だって教える機会を逃しているのだから」
と言われました。
たしかに。
例え、私が自分からこの道に飛び込んだとしても他の人より教える機会が少ないというのは損していることとも、捉えることができます。
私にはその発想はなかった。
結局、スウェーデン人の子とグループを合併させてみるということに落ち着きました。
言って良かったです。
こんな感じで、スウェーデンの人は自分の意見を言うことにも、相手の意見を聞いてより良くするために話し合う力があるなと感じています。
今の私には足りない力です。
私の場合、日本語だとどうなるのか分かんないんです。(なにせグループディスカッションをした経験が全くと言っていいほどない)
ですが、少なからず英語を話していると、どうしても話すことに神経が行ってしまって論理的な思考が働かなくなるんです。
日常の会話にはあまり論理的な思考は使わないので支障はないのですか、グループでのディスカッションとなると話は別です。
毎回、頭が固いなと思ってしまいます。
頭を柔らかくして話せるようになりたいものです。