古着ってどう思う?
さて、この間ヨーテボリで古着を爆買いした宮本です。
古着って好き嫌い分かれますよね。
私はいける口です。
でも、日本で古着は買ったことないです。海外に行った時のみ買っています。
この理由は下に書きますね。
古着が苦手な人って、大体他人が着てたものを着るのに抵抗があるからだと思います。確かに、見ず知らずの人が着ていた、どこのものかもどんな感じで使われたのかも分からない服を着るのって抵抗がないわけないですよね。
でも、ものは考え様だと思うんです。
というのも、私は他人が着てたからこそちょっと服にワクワクしてしまうのではないかと思います。
先ほどをも述べたとおり、私は古着は海外でしか買ったことがないです。(なんか、めっちゃ嫌味っぽいな。これ。)というのも、海外に行くと服装から現地に馴染もうとするんです。防犯のためでもありますけど、せっかく海外に来たのなら現地の人っぽい生活を送ってみたいのです。
だからsecond hand shopにいって服を物色するのです。その店にあるのは、基本的にその地域の人が着ていたものです。だから、それを見ながら「うわー、この服ここの人着てそー」とか「これ着たら現地の人っぽい!そんな私....可愛い!」なんて、妄想して買ってるわけです。これが、楽しいんですね。そして、普通に新品を買うよりも安いので買ったりもしてます。
日本の古着はヴィンテージ感出して高いのが多い気がします。だから、日本では買ったことがありません。それに、日本の古着って買い付けてるのが多くて妄想しにくいから面白くないなーって個人的に思ってます。でも、機会があれば買ってみたいです。
前の人想像するって意味わかんない。と言われてそうなので、見てほしい古着が2個あります。
まずひとつ目は、これです。
このTシャツです。
この古着っぽく見えない古着は私がハワイで見つけたものです。見た瞬間、かわいい!と思って買いました。
ハワイで買ったはずのこの服なんですが、実は昨年末にイギリスに行った時にお土産屋さんに売ってあったんです。
というのも、このロゴはイギリスの地下鉄のロゴなんですね。mind the gabの部分には本来イギリスにある駅名が書いてある仕様なんです。
これを売った人はイギリス観光に行った時にこの服を買って、ハワイに帰って着なくなったので売ったのでしょう。
この一連の流れめっちゃ面白くないですか?
思わずニヤリと顔がほくそ笑んでしまいます。
そして、次はこれです。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、このジャケットです。
このジャケットはスウェーデンで買いました。一目惚れというのをしてしまって買っちゃいましたね。
このジャケット皮の色と質感が最高に可愛いんです。それに、肩パッドが入っていて年代をとても感じます。
このジャケットのフフフなエピソードは、ベクショーの町であった市場で起こりました。
その日私はそのジャケットを着てはいなかったのですが、向いから歩いてきた70代ぐらいの細身のおばさまが私が買ったものと、全く同じジャケットを着てたんです!縫い目の入り方も全く一緒ですし、裾にあるタグも全く同じでした。あれは、間違いなく同じジャケットだ。
「私70代のおばさまと同じコート着てる!」
そう思うとほくそ笑んでしまいましたね。やはり。
私が持っているジャケットの前の持ち主はこんな感じのおばさまだったのだろうか。と想像が膨らみます。
こんな感じのことがあるので、古着ってやっぱいいなーって思うんですよね。
その地域で生活してる人を覗き見る感覚になるし、やっぱり前の持ち主がいても今は私のためのものと感じれて幸せになります。
お店のように同じ服が何着もあるわけではないので、完全なる巡り合わせの服ですね。オンリーワンになりたがりの私からすると最高のお店です。
とは言うものの、やはり着る前には必ず一回洗いますね。まぁ、ジャケットとかは洗えないので何回も着て自分の匂いを染み込ませます。
染み込むまでのたえなくてはいけない匂いはめっちゃ不快。
だから、私のクローゼットには芳香剤が入ってる。